保護犬カフェ訪問

皆様こんにちは!今回は大阪市内にある保護犬カフェさんの一号店を紹介いたします。

日本初の保護犬カフェとして注目されているこちらのお店では、保護されたワンちゃんや猫ちゃんに気軽に会いに行けて、場合によっては直接触れ合うことも可能です。これまで保護動物に会える機会は郊外の保護センター、保護施設や譲渡会が中心で、運営はボランティアに頼ることが多かったですが、こうした継続的な事業として社会課題の解決に取り組まれているのも大きな意義があります。

今回訪問させていただいたのは、扇町公園の近くにある天神橋店。あいにくの雨の日の訪問だったため、中の写真のみとさせていただきます・・。

店内ではスタッフやボランティアの方々と、10数匹のワンちゃんがいて、清潔で人にも慣れた子達が出迎えてくれます。ケージ越しに眺めるだけの子もいれば、初対面の人間にも懐いてくれる優しい子もいます。

入店すると、ドリンクを注文。犬用のおやつを買って保護犬達にあげることもできます。ペット用品もこちらのワンちゃん達の後ろにあるように、なかなかの充実ぶりです。これら収益事業の売り上げの一部は活動への寄付に回されますので、ワンちゃん猫ちゃんとの時間を楽しみながら社会貢献できます。

お店の名前こそ保護犬カフェですが、ちゃんと猫ちゃんのスペースもあります。ケージ越しに見るだけとはいえ、大人しくて清潔な環境で大事にされている印象を受けました。

保護犬といえば、心の傷を背負ったり人を怖がったりする子をイメージされる方も少なくないです。実際にここにきた子達の多くは、繁殖犬やペットショップなどの過酷な環境から保護されたそうで、スタッフやボランティアの方々の心や体の傷をケアしてきた努力には本当に頭が下がります。

しかし保護されたからと言って、必ずしも人に慣れていないとは限らないですし、全く吠えなかったり、自分から膝の上に乗ったり、お客さんの横で寝たりして、人との触れ合いを楽しめる子も多いです。保護犬の存在を広め、保護犬を家族として迎え入れることが一般的になるには、街中で”癒されに行ける”ような場所も必要と感じました。

こちらはもちろん新たな家族との出会いの場でもあります。実際にマッチングを希望される方々も来店されていて、ワンちゃんとのふれあいの中で性格や相性を見られます。真剣な表情でワンちゃんの話を聞き、大事にしようとしている姿が印象的でした。

壁にはここを”卒業”した子と新たなご家族の写真がたくさんあります。こちらに展示されているのはごく一部だそうで、幸せそうな表情は見てて嬉しくなります。犬を飼いたい方は、保護犬の里親になるという選択肢をぜひ検討してみてください。

お店は大阪府、兵庫県や関東に数店舗あり、お散歩などのお世話をするボランティアの方々も親切で愛情深くキャスト(保護された子達)に接しています。「遠くて行きにくい」という方は、実際に保護活動をされている団体への寄付という形でのサポートも可能です。お店を運営されているLoveFiveさんのサポート会員の場合、月額1,000円からの寄付で狂犬病予防やフィラリア予防など、命を救う活動に使われます。

犬は年齢や犬種に関係なく可愛くて、本当に様々な個性を持っています。そんな可愛い命が簡単に捨てられたり殺されたりしないようにするには、シェルターや譲渡など保護体制の充実と、「捨てられる原因」を一つでも減らせるような予防の両輪での取り組みが必要です。

わんむすびは保護動物こそ扱っていませんが、捨て犬や捨て猫の予防、終生飼育に向けてのサポートという点では保護センターや保護団体の方々と同じビジョンを描いていると思います。シニアの飼い主様が保護犬や保護猫を新たな家族に迎え、もしご自身がお世話を続けにくくなっても継続的なサポートを受けられることで、より多くの方々に「保護動物と暮らす生活」が広まって欲しいと願っています。そうしたサポートを増やせるよう、我々もさらなる取り組みを進めてまいります。