こんにちは!もうすぐ大学卒業が迫る、インターン生のいしかわです。
自己紹介用の写真を撮ろうとしたら愛犬だけ、どアップになった画。(笑)
今回は、先日ワンちゃんの避難訓練にボランティアとして参加させてもらったので、そのことについて書きます!場所は岐阜県岐阜市にある犬のしつけ教室、ONELifeさんにて、運営は特定非営利活動法人 人と動物の共生センターさんです(^-^)/
⇧ONELifeさんのHPより(https://tomo-iki.jp/about)
☟こんな人におすすめのブログです☟
・ワンちゃんは家族だと思う
・災害が起きたとき、愛犬をどうするか決めていない
・動物愛護ボランティアに興味がある、やってみたい
★ペット同伴可能な避難所はとても少ない!★
ペットを飼っていらっしゃる方はご存じかもしれませんが、ペットと人間が一緒に滞在できる避難所ってほとんどないんです。感染症やアレルギーのリスクがその理由の1つ。
2018年の西日本豪雨のとき、ペット同伴可の避難所がちょっと話題になりましたが、ニュース記事を読む限り「もともと準備していた」というより「ペットと飼い主さんが困っている!避難所開かなきゃ!」と臨機応変に開設されたものでやはりまだまだペットの避難所は不十分な状態です。
☟私が読んだニュース記事がこちら
「豪雨災害でペットはどうする? 全国初と言われたペット同伴避難所の実態とは」
https://dot.asahi.com/dot/2019070300080.html
★預かり可能なワンちゃんはどんな子?★
今回の避難訓練にて使用したマニュアルでは、以下のすべてに当てはまるワンちゃんが受け入れ可能としています。
①狂犬病ワクチン・混合ワクチンを接種済み
②飼い主様が親類や友人に依頼し、預かってもらえる努力をした
③クレートやケージで休むことができる
①や③に関しては、災害が起きてからでは遅く、事前に接種・練習をしておく必要がありますね!
★持ち物、料金の設定は…?★
【持ち物】
・クレート
・首輪やハーネス、リード
・水用ボウル、ごはん用ボウル
・フード
・常備薬(あれば)
・トイレトレイ、トイレシート
預かり中のリスクの1つとして、お散歩での逃走があります。首輪・ハーネス・リードは外れやすくないかチェックしておきましょう!
【料金】
・愛犬の世話に1日2回通うことができる人:無料!
・愛犬の世話に通うことができない人:2,000円(税別)/1日
ONELifeさんでは、人間の避難は不可・愛犬の滞在のみとなっているため、飼い主さんは自分の避難先からお世話に通う必要があります。ボランティアが人手不足となるリスクや料金を考えると、やはり可能ならば飼い主さん自身で通ってお世話するのが良いと思います!(‘ω’)
★実際の避難訓練で行ったこと★
まず電気やガス、水道が止まったという前提で行うため、全部電源を切った薄暗い中でスタート。
電池でつくライトや、カセットガスでつくヒーターなどの備品をだして…
ワンちゃん用のケージもセットします。
避難訓練に参加されるワンちゃんをお迎えし、飼い主様にはワンちゃんの性格、ごはんの状況や薬の有無など細かく細かくヒアリングをしました。
実際にケージに入ってもらうと、慣れないためか、かなり怖がってしまっていました…
早めにケージから出して、今度は排泄の誘導練習!
ケージから出す際は、ダブルリードでしっかり逃走リスク対策。
私は、ケージから出してお庭に連れていき、トイレをしてもらって再びケージに戻すという流れを練習させていただきました!お預かりしたワンちゃんをケージから出す瞬間に「逃がしてはいけない」と「優しく接しなきゃ」で板挟みになり結局リードをうまくつけられませんでした…反省…
参加してくださったわんちゃん、よく頑張ってくれました!ありがとうございました(*’▽’)
★まだまだ課題はたくさん…!★
避難訓練が終わった後、参加されたボランティアの方々と意見交換をしました。
収容頭数をたくさん取るのが良いか、ゆとりを大事にするべきか…犬が逃げないことと世話をするスタッフの安全のどちらを優先するべきか…などなど、深くて難しい問題点がいくつかあがってきました。
すぐに「コレ!」という解決策を見つけるのは不可能ですが、他の地域・施設そしてワンちゃんの飼い主さん方の参考になればと思います(*^-^*)