初めまして!京都の大学に通う大学3年生の濵です。大学では文学部に所属し、京都の歴史、文学作品に触れながら、日本語を用いた表現技法に関して勉強しています。実家大阪でダックスフンドを2匹飼っており、1日1枚その2匹のツーショット写真を撮るのが趣味です。
インターンのきっかけ
時間を作りやすい大学生の間に、動物に関わることができるようなインターンをしてみたいと思ったことがきっかけです。保護施設を見学した経験から、「保護施設を減らすためにはどのような活動が必要か」ということを意識するようになりました。「譲渡先を探す」以 外の方法を見つけたいと思っています。初めは、保護施設での犬猫のお世話といった内容を中心に探していましたが、保護動物の発生予防という根本的なものからの改善に力を入れている姿勢に惹かれました。
保護犬を引き取るに至った経緯
先住犬にあたる、ペットショップで出会った犬を一匹飼っており、2020 年の夏、その子は7 歳になり、ある程度躾が完了した頃に保護犬を引き取りました。以前からもし2匹目を迎えるのであれば、施設を回ろうと家族と話していました。 家族全員が動物好きであったことから、動物のテレビ番組や保護犬を連れた街での募金活 動などにはよく目が留まっていました。どこか他人事でそれらを見ていましたが、実際に犬を飼ってみて、命の尊さ、動物の可愛さに触れ、施設の動物たちの命を少しでも救えたらという想いから引き取るに至りました。 少なくともはじめの数か月は、付きっきりで世話をする必要があるだろうという話をしており、実際に施設の職員さんからもそのように指示されました。そのため、新型コロナウイルスが流行し、ステイホーム期間で常に誰かが家にいる状態を作ることができる時期に引き取りました。
どうやってその団体を知ったのか
まずは、テレビ番組や保護犬を連れた街での募金活動を行っていた団体からもらった広報 チラシなどから情報を集めました。その後、住んでいる地域の保護団体や施設の中から、施 設に関してや、保護活動の仕組みなども知ることができるような団体をピックアップして いきました。基本的にはインターネットで調べ、譲渡会や保護犬カフェなどにも訪問しまし た。「保護犬を引き取ろう」という意思を固めたうえで調べていたため、多くの施設、団体 を知る機会があったと思います。
保護犬のハードル
初めてペットを飼うとなったとき、保護施設に足を運ぶ家庭はどれ程なのでしょうか。いくつかの施設を訪ねた様子から判断すると、保護施設の子を新たに家族として迎え入れようと考えている人の多くは既に先住犬、猫を飼っている家庭が多い印象があります。 私の家庭も既に先住犬がいて、先住犬との相性をみるために、保護施設に先住犬を連れて行 きました。お互い無関心といった様子でしたが、先住犬が保護犬に対して、おしりの匂いを 嗅ぎに行った様子を見てこの子だったら一緒に暮らせるのではないかと思いました。先住犬は、あまり積極的に犬と交流するような性格ではなかったため、驚きました。仲良しとはいかずとも、現時点で喧嘩をするような様子ではないと判断したため、引き取ることを決断 しました。
次回は、先住犬との相性や関わり方など、保護犬との生活について発信します。