わんむすびでは、ペット法律相談や飼い主支援に関する講演およびセミナー講師のご依頼も承ります。
講演・セミナー例
ペットのために遺産を遺す方法
相続・遺言、遺贈、贈与など、法的に有効な手段で骨肉の争いを防ぎつつ、ペットの将来を守る可能性をお話しします。
2021年より3年連続で京都動物愛護センター様の終活セミナー講師をさせていただきました。講演のテーマは「ペットのためにお金を遺す方法は?」です。わんむすびの取り組みであるペット法律相談において、特に重視している相続や遺言の分野を中心に解説しました。
遺産相続で一番知られているのが、遺言を遺すことです。日本ではペットに直接財産を遺せませんので、飼い主さんが亡くなられた後にペットをお世話する人を事前に決めて、その人に財産の一部をペットの飼育費用として託す形になります。
もっとも、実際にペットのお世話をするのは必ずしも血縁関係のある方になるとは限りませんので、信頼できるご近所の方、あるいは施設などに託すための選択肢として”遺贈”と”贈与”を取り上げました。
他には家族信託でペットのことを含めた財産管理をしたり、生命保険で積み立てた保険金の一部を、飼い主さんが亡くなられた後にペットの預かり施設に託したり、少額短期保険でペットを身内や施設に預ける費用を工面するなどの方法をお話ししました。これらの制度のメリットとデメリットは、下の図をご参照ください。(クリックもしくはタップで拡大します)
飼い主様・ペット双方のもしもの時に備えた基礎的なお話のほか、細井による司法書士相続遺言無料相談・セミナーのご依頼も承ります。
ペット法律相談ブース出展
大阪市と大津市で、ペットに関する相続や遺言などの相談ブースも出展させていただきました。実際のご相談では、老後の健康管理や、適切な財産管理、施設と後見人の役割の違いなど、成年後見制度への関心の高さも感じました。
一般的にご家族内で相続やペットなど課題を解決した上で施設に入所される方が多いですが、実際には施設からも入所前にペットのことを気にされる方が多く、潜在的なニーズはあるのではという話もありました。
ボランティア向け研修
・人と動物の高齢化問題:高齢化社会はペットにも訪れています。動物愛護に関する現状と課題、動物医療やフードの発達、飼育環境改善などで起きたことや、対処すべき課題について解説します。
ボランティア研修、学生さん向け出前授業等も可能です。
ペット防災
一般的な人間の防災とともに、ペットを飼っておられる方向けの注意事項や、日頃の準備、必要な防災用品を紹介いたします。
京都市下京区のひとまち交流館で開催されたセミナーでは、「ご自宅でできる防災の取り組み」というテーマでお話しさせて頂きました。
大阪の安満遺跡公園にて開催されました譲渡会では、ペット法律相談やペット防災のブースを出店いたしました。
わんむすびブースでは、ペットのための相続や遺言といった法律相談のほか、人間の防災グッズ、非常食なども展示し、災害時に飼い主さんを守り、なおかつそれぞれのペットも安全に避難できる方法などを説明いたしました。
横に設置したチラシのとものわは、飼い主さんのもしもの時にペットを守るための仕組みを獣医師や法律家、ペットホテル、FPなどの専門家チームで運営しています。岐阜を拠点に互助会や生命保険の活用などを通じて、高齢者や単身者などのペットを保護し、生涯老犬・老猫ホームなどで飼育し続けられるような体制を作っています。
京都市及び近隣府県であれば、出張講座も可能です。
少しでも気になることがございましたら、お気軽にお問い合わせください!