ペットロスの経験

皆様こんにちは!プライベートな話で恐縮ですが、本日は実家で飼っていたラブラドールレトリーバー(メイ)の命日です。亡くなって8年経っても、愛犬との思い出は大事にしたいですね。

私が愛犬家となったのは、間違いなく実家のワンコ達の影響です。22年前に初めて柴犬のチコを家族に迎え入れ、翌年に迎え入れたラブラドールのメイと一緒に、正反対の性格のワンコ姉妹ながら仲良く楽しく暮らしていました。晩年は足腰が弱ったり、オムツをしたり、散歩がだんだん短距離になってしまいましたが、それでもメイは13歳の誕生日目前で天寿を全うしました。そして柴犬チコも16歳と長生きしました。

室内飼いの場合は「犬は家族」という感覚になりやすいです。老犬となって体が弱ると、介護や通院などで愛犬優先となり、手術になれば不安を募らせ、遠くの動物病院にも頼りたくなります。亡くなった時は本当にショックで、仕事も手につかない悲しさにかられました。

ペットロスは経験した者にしか分からないことはあります。家族を失った悲しみは、生涯心の何処かに残り続けるでしょう。しかし、時間が経てば一緒に過ごした日の思い出を笑って語れるようになり、「家族でいてくれてよかった」「愛犬の笑顔に助けられた」という気持ちにもなりました。自分が犬との生活から与えられたものは人生の糧になっていますし、できるところからワンコ界へ恩返ししたいと思ったことが、わんむすび立ち上げの原点です。

そしてペットの立場から見れば、亡くなるその日まで飼い主に愛され、一生懸命ケアを受けられて、泣いて見送られたことは幸せだったと思います。犬の場合”幸せ度”は毛艶や表情に現れやすいですが、最期まで食いしん坊でツヤツヤの毛だったことは救いでした。

老犬の介護も愛犬との別れも辛いことはたくさんありますが、犬と過ごす喜びも本当に大きいです。そんな喜びを少しでも多くの方々が味わい続けられる社会づくりに貢献できるよう、引き続き努力してまいります。